ぼく管ってどんなゲーム?

「ぼくは航空管制官」は、プレイヤーが航空管制官となり、航空機を管制するゲームです。「ぼく管」の愛称で親しまれています。

現在「ぼく管4」のシリーズが発売中で、国内10箇所の空港が舞台となっています。

 

 「航空管制」と聞くと専門的で難しそうな感じがするかもしれませんが、このゲームはマウス一つで簡単にプレイできる「パズル」のようなゲームで、専門用語などを知らない方でも簡単に始めることが出来ます。

 

 「いつでも好きな時に空港に行けたら・・・」というコンセプトで、実際に空港で飛行機を見ているかのような、キレイなグラフィックも魅力です。航空ファンを虜にするこのゲームを、是非一度お試しください。気が付いたら、「ぼく官」にハマっているかも知れませんよ。

1.「ぼく管」の歴史

 「ぼくは航空管制官」シリーズは1998年にテクノブレイン社から発売された、航空管制をメインテーマにしたゲームソフトです。決められた時間内でプレイヤーが航空機の管制を行います。

 ゲームの途中で管制ミス(ニアミスを起こす、パイロットの要求に長時間応答しないなど)を起こさずプレイを完遂し、既定のスコアを達成すればゲームクリアとなります。

 

 初代のぼく管は、空港施設や航空機はデフォルメされたキャラクターのような感じでした。また航空管制の内容も簡素化されており、リアリティよりも航空管制を楽しむことに重点をおいている感じでした。

 その後、シリーズを重ねるごとにグラフィックスや管制内容、管制の音声などが少しずつリアルさを増していき、航空機の飛行経路も空港ごとに規定された出発・到着経路を再現するようになってきました。

 

 現在発売されている「ぼくは航空管制官4」は、プロの管制官の方がプレイされている事もあるくらい、リアルなゲームに進化しています。

2.ゲームの難易度

 初代シリーズでは、リアルさが低かったこともあり難易度は高くありませんでしたが、現行の「ぼく管4」シリーズでは航空管制の知識が全くないとゲームのクリアが難しいくらいレベルアップしています。

 

 ゲーム操作はほとんどマウスをクリックするだけです。難しい管制用語を覚えていなくても、出したい指示内容をマウスで選択するだけで簡単に指示を出すことができます。

 しかし、どのタイミングでどんな指示を出すのか、各管制セクション(タワー・グランドなど)が担当する役割を理解していないと、的確な指示を出すことが出来ません。

 また、空港を出発したり、空港に進入してくる航空機は大体決まったタイミングで管制に許可を求めてきます。このタイミングを理解しておかないと、定格なタイミングで指示を出すことが難しくなります。

 

 このように、航空管制初心者には多少難易度が高く感じられるかもしれません。

そんな方向けに、ゲームにはチュートリアルステージが用意されています。このステージで管制のイメージを学習出来ます。慣れてくれば、初心者の方でも十分楽しめるゲームですので、興味を持ったらぜひプレイしてみましょう!

3.必要な動作環境

 「ぼくは航空管制官4」は、パソコンで楽しむゲームソフトです。ソフトを動作させるために必要な動作環境は以下の通りです。(同等の性能を含みます。)

  • OS   Windows7/8/8.1/10 64Bit版
  • CPU   定格2.4 GHz以上 (Intel Core iシリーズ以上)
  • メモリ  6GB以上
  • ハードディスク 3GB以上の空き容量
  • グラフィック  DirectX9以降に対応したもの
  • ビデオメモリ  1GB以上
  • ディスプレイ  1366×768以上
  • サウンド    DirectXサウンドに対応したもの
  • その他  常時接続可能なインターネット接続環境、キーボード、マウス

 現在市販されている、Windowsが動作するパソコンであれば、ほとんどの製品で使用できるのではないかと思います。

4.舞台は実在の国内空港

 「ぼく管4」の舞台は、国内の実在する10の空港です。羽田空港・成田空港などの日本を代表する大空港から、福岡空港・仙台空港など地方の主要幹線空港などが用意されています。

 

 それぞれ、各空港に設定されている出発ルート・到着ルートがリアルに設定されています。またそれぞれの空港の特徴を良く生かしたステージ構成になっていますので、実際に行ったことがない空港でも、「なるほど、この空港はこんな風になっているんだ」というのが判ります。

 もし、「ぼく管」でプレイした空港に実際に行く機会があれば、ぜひゲーム画面とリアルの風景を比べて見ると面白いかもしれませんね。

5.マウス操作だけで簡単にプレイできる

 「ぼく管」はマウスでボタンなどをクリックするだけの簡単操作でプレイできます。ゲームの画面は下の図のようになっています。

主な操作ボタンには解説を付けています。

 これらのボタンをマウスでクリックするだけで、航空機に対する管制指示を行うなどの操作が出来ます。これなら、航空管制に詳しくない方でも、簡単にゲーム進行が出来ますね。